コンポスト初心者が、andall(アンダル)コンポストバッグSサイズで堆肥作りを始めました。
虫が苦手でも続けられるように、コーヒーかすやお茶っぱなど匂いの穏やかな材料だけを選んで仕込んだ初日の様子を、写真付きで記録します。
余った腐葉土や肥料代を減らしたいと考えている方、コンポストに興味はあるけれど虫が心配で踏み出せない方に向けて、実際に手を動かしてみた実感をまとめました。
まだ仕込んだばかりで結果は出ていませんが、同じように挑戦したい方の参考になればと思います。
腐葉土・肥料代がかさんできた、コンポストを始めたきっかけ
小さな庭でイングリッシュガーデンを目指して、バラや宿根草を育てています。
庭づくりを始めたばかりの頃は、土づくりのたびに腐葉土を買い足していました。
ところが植え替えや土の入れ替えを繰り返すうちに、使いきれなかった腐葉土が少しずつ手元に余るようになってきました。
肥料も、地味に家計を圧迫する存在です。
まとめ買いをしても使うペースが読みにくく、結果的に「もう少し安く済ませられないか」と考えるようになりました。
そんなときに思いついたのが、コンポストで生ごみや落ち葉をリサイクルする方法です。
うまく続けられれば、腐葉土や肥料の購入回数を減らせるかもしれません。そう考えて、まずは小さく試してみることにしました。
andall(アンダル)コンポストバッグとは|S・M・Lサイズの特徴

今回選んだのは、andall(アンダル)が展開する「選べる3サイズ コンポストバッグ」です。
公式ショップの商品ページによると、家庭から出る生ごみや野菜くず、落ち葉などの有機物を微生物の働きで分解・発酵させ、堆肥にするための容器として企画された商品とのことです。
サイズはSとM、Lの3種類から選べます。
【Sサイズ】サイズ:約28×32cm、容量:約19L
【Mサイズ】サイズ:約35×60cm、容量:約57L
【Lサイズ】サイズ:約45×80cm、容量:125L
素材はいずれも不織布で、カラーはブラック・チャコールグレー・グリーン・ブラウンの4色展開です。
公式サイトでは、厚手の不織布生地を使うことでしっかりと自立する構造になっており、一般的なコンポスト容器で課題とされる「設置後の移動のしにくさ」を解消していると説明されています。
また、不織布は通気性が良く、酸素を好む微生物(好気性細菌)が働きやすい環境を作りやすいという特徴も紹介されています。
箱から出した瞬間の印象は、思っていたよりもコンパクトで軽いことでした。プラスチック製の容器とは違い、たたんで持ち運べる不織布ならではの気軽さを感じます。
虫が苦手な私がSサイズを選んだ理由

コンポストに興味を持ちながらも、ずっと踏み出せなかった理由が一つあります。
虫が苦手だからです。
生ごみを扱うとなると、どうしても「虫が発生したらどうしよう」という不安が先に来てしまいます。
そこで今回は、いきなり大きなMサイズに挑戦するのではなく、まずはSサイズから始めることにしました。
容量が小さい分、投入する生ごみの量も少なくなるため、管理の手間や虫が発生するリスクを抑えながら様子を見られると考えたからです。
続けられるかどうか分からない段階では、無理のない大きさから始める方が気持ち的にも安心です。
組み立ててみると、不織布の生地は見た目よりしっかりしていて、コップなどでかき混ぜても穴や傷が心配になるような薄さではありませんでした。
自立する構造なので、置き場所を決めてからの移動もしやすそうです。
初日に仕込んだもの|コーヒーかす・お茶っぱ・カルスNC-Rを選んだ理由
虫対策として、初日はできるだけリスクの低い材料からスタートすることにしました。選んだのは次の3つです。
- コーヒーかす
- お茶っぱ
- カルスNC-R(土壌改良資材)
生ごみの中には、魚や肉のように匂いが強く虫を誘引しやすいものもあります。
それに対してコーヒーかすやお茶っぱは、匂いが穏やかで、初心者が最初に投入する材料としてよく紹介されている食材です。
安全を優先して、まずはこの2つだけに絞りました。

カルスNC-Rは、有機物の分解を促す微生物資材です。
今回は小さじ1程度をふりかけてみました。
パッケージや家庭菜園向けの目安量をきちんと調べたわけではなく、あくまで素人判断での量なので、正確な使用量とはいえません。
分解の進み方を見ながら、次回以降は目安量を確認して調整していきたいと思います。
めんどくさがりの実験、コーヒーフィルターも一緒に投入
コーヒーかすを入れるとき、フィルターだけ別に取り除くのが正直なところ手間に感じました。
そこで今回は、フィルターごと一緒に投入してみています。
紙製のコーヒーフィルターは、漂白されていない天然素材のものであれば一般的にコンポストに入れられる素材として紹介されていることが多いです。
ただし、コーヒーかすと比べると分解に時間がかかりやすく、家庭のコンポストでは完全に分解するまで半年近くかかる場合もあるといわれています。
すぐに結果が出るものではないと分かったうえで、今回は実験として投入しました。
手間を省きたい気持ちと、きちんと分解させたい気持ちのせめぎ合いですが、気長に様子を見ていきたいと思います。
なお、andall公式サイトではフィルターの投入について明確な案内はされていないため、あくまで一般的な情報を参考にした自己判断であることをお伝えしておきます。
実際に仕込んでみた様子
まずは容器の底に土を入れ、その上に水を加えて水分を調整しました。
水を加えたあとの土は、握ってみて水分量を確認しました。

ぎゅっと握ったときに軽く形が残り、指で押すとほろほろと崩れるくらいが、分解に適した水分量の目安とされています。
今回はこの感触を参考にしながら、少しずつ水を足して調整しました。
水分が多すぎると酸素が行き渡りにくくなり、微生物の働きが酸素を使わない分解(嫌気分解)に偏って、酸っぱい匂いの原因になることがあるといわれています。
反対に水分が少なすぎると、微生物の働きそのものが鈍くなってしまいます。このバランスは、今後も気をつけて見ていきたいポイントです。
土の状態を整えたあとは、コーヒーかす(フィルターごと)、お茶っぱ、小さじ1程度のカルスNC-Rを重ねて、全体を混ぜ合わせました。

もう少しコーヒーフィルターを小さくすればよかったかも…。
混ぜている最中は、思っていたよりも土の匂いが強く感じられませんでした。
初日ということもあり、これからどう変化していくのか、記録しながら見ていきたいと思います。
米ぬかがないので、米のとぎ汁を試してみます
コンポストの資材としては、米ぬかがよく使われます。
微生物のエサになり、分解を助ける役割があるとされているためです。
ただ、今回は手元に米ぬかがなかったので、当分の間は米のとぎ汁で代用してみようと考えています。
とぎ汁には米ぬかの成分がわずかに溶け出しているため、まったく無関係というわけではありませんが、米ぬかそのものと同じ効果が得られるかどうかはまだ分かりません。
あくまで試している最中の段階なので、今後の変化を見ながら、必要であれば米ぬかの調達も検討していく予定です。
これからの観察ポイント
初日を終えて、これから気をつけて見ていきたい点がいくつかあります。
- 虫が発生しないか(特に気温が高い時期は注意が必要とされています)
- 匂いの変化(酸っぱい匂いがする場合は、水分過多や酸素不足のサインといわれています)
- 土のかさが減っていくスピード
- コーヒーフィルターが分解されるまでの時間(半年ほどかかる可能性も想定)
- 小さじ1程度で加えたカルスNC-Rの効き具合、次回からの適量
- 米のとぎ汁の効果
密閉性や耐久性がどの程度なのかも、実際に使いながら確認していきたいと思います。
まとめ|次回の更新で経過を報告します
腐葉土や肥料のコストを見直すきっかけから始めたコンポスト作り。
虫が苦手な私でも無理なく続けられるように、まずはandall(アンダル)コンポストSサイズを選び、コーヒーかす・お茶っぱ・カルスNC-Rという穏やかな材料から仕込みをスタートしました。
カルスNC-Rの量を小さじ1程度と素人判断で決めたり、米ぬかの代わりに米のとぎ汁を試したり、フィルターを取り除かずにコーヒーかすを投入したり、手探りの部分も多い初日でしたが、今後の変化を写真とともに記録していきます。
次回は、数日経過したあとの土の様子や、虫・匂いの有無について報告する予定です。
同じようにコンポストに挑戦してみたい方の参考になればうれしいです。
